親子サッカーで場があたたまる会話・声かけの例
親子サッカーは、「上手くなる場」だけでなく、「親子で笑ってつながる場」です。
少しの声かけや会話の工夫で、子どもも大人もリラックスして楽しみやすくなります。
ここでは、親子サッカーの前やプレー中に使える、場を和ませる会話・声かけの例を紹介します。
1. シーン別・声かけのイメージ一覧
| シーン | ねらい | 声かけ・会話の例 |
|---|---|---|
| 集合した直後(開始前) | 緊張をほぐし、笑いをつくる |
「今日はどっちがヒーローになるかな?」 「パパ(ママ)、ちゃんと走れるかな?途中でバテないようにね」 「シューズの色、かっこいいね。スピード2倍になりそうだ」 |
| ウォーミングアップ中 | 会話しながら体を動かす |
「今日の目標は何にする?『いっぱい笑う』でもいいよ」 「ボールを10回続けてパスできたらハイタッチしようか」 「今のパス、プロみたいだったよ」 |
| ミニゲーム中 | チャレンジを促し、失敗を笑いに変える |
「ナイスアイデアのドリブルだったね!」 「今のシュート、あと3センチでスーパーゴールだったね」 「一回転びポイント1点ね。あとで転びポイントも数えてみようか」 |
| 休憩中 | 一緒に振り返りつつ、リラックス |
「さっきのパス覚えてる?あれ、かなり良かったよ」 「疲れてきた?じゃあ次は『省エネモード』で動いてみる?」 「どの瞬間が一番おもしろかった?」 |
2. 開始前:場をあたためる会話の例
2-1. 親子で笑いをつくる一言
集合した直後は、親も子も少し緊張しがちです。軽い冗談や観察を交えた一言が有効です。
- 「今日はパパ(ママ)がゴール決めるから、ちゃんとアシストしてね?」
- 「どっちがたくさん走るかな?あとで勝負の結果を数えてみようか」
- 「コーチより上手くなったらどうしようかな〜」
- 「そのユニフォーム似合ってるね。プロチームからスカウト来るかも」
2-2. 他の親子とも打ち解ける会話
他の親子と一言交わすだけで、全体の空気が柔らかくなります。
- 「こんにちは。ポジションはどこが好きなんですか?」
- 「サッカーはどのくらい続けているんですか?」
- 「親子サッカーは初めてですか?うちは体力が続くか心配です(笑)」
- 「お子さんのドリブル、さっき見ましたがすごくキレがありましたね」
3. ウォーミングアップ中:会話しながら体と心をほぐす
3-1. 目標をゆるく共有する
親子それぞれの「今日の目標」を会話にすると、自然にテンションが上がります。
真面目な目標でも、ゆるい目標でも構いません。
- 「今日の目標、何にする?『1回はシュートを打つ』とか『いっぱい声を出す』とかどう?」
- 「パパ(ママ)の目標は『転ばないこと』かな」
- 「二人の共同目標は『いっぱい笑うこと』にしようか」
3-2. パス交換をしながらの声かけ
パスをしながら会話を入れると、緊張がとけてリズムも良くなります。
- 「今のパス、プロみたいだったよ」
- 「ボール止めるのが上手くなってきたね」
- 「10回続けてパスつなげたら、ハイタッチしよう!」
- 「今のトラップ、前よりスムーズだったの自分でもわかった?」
4. ミニゲーム中:チャレンジを後押しする声かけ
4-1. チャレンジを評価する一言
親子サッカーでは、結果よりも「チャレンジしたこと」をほめるのがポイントです。
成功してもしなくても、前向きな言葉をかけることで、子どもは安心してプレーできます。
- 「今のドリブルのアイデア、すごく良かったね」
- 「シュート打とうとしたのがいいよ。思いきりがあってナイス」
- 「味方を見てパスを選んだの、よく周りが見えてたね」
- 「守備でボールを追いかけ続けていたのが、チームを助けていたよ」
4-2. 失敗を笑いに変えるユーモア
ミスしたときこそ、親の一言で雰囲気が変わります。
責めるのではなく、軽いユーモアで受け止めてあげると、子どもの表情が戻りやすくなります。
- (シュートが大きく外れたとき)「今のはホームランだったね。野球なら満点!」
- (転んだとき)「ナイススライディング。ケガしてない?戦士の証だね」
- (パスミスのとき)「今のは『相手へのサプライズパス』だったかな(笑)」
- 「ミスもOK。チャレンジした数だけ、サッカーの経験値が増えるからね」
5. コーチ目線で使いやすい「みんなへの声かけ」例
5-1. 全体に向けたポジティブワード
親子サッカー全体を盛り上げるための、コーチからの一言の例です。
- 「今日のテーマは『ナイスチャレンジをたくさんつくる』ことです。結果は気にせず、どんどんトライしましょう!」
- 「ミスをしても大丈夫です。ミスも含めて、全部サッカーの楽しさです」
- 「ナイスプレーを見つけたら、ぜひ親子で声に出してほめ合ってくださいね」
- 「勝ち負けよりも、親子で笑って帰れることが一番のゴールです」
5-2. 親への一言で空気を柔らかくする
大人が力みすぎると、子どもも緊張します。大人に向けた軽い声かけも効果的です。
- 「保護者の皆さん、今日はぜひ『全力で子どもとふざける日』だと思ってください」
- 「サッカー経験がない方も大歓迎です。うまいかどうかより、楽しむことが一番です」
- 「疲れたら遠慮なく休んでください。無理せず、自分のペースで大丈夫です」
6. 休憩中:一緒に振り返りながら距離を縮める
6-1. さりげない振り返りの質問
プレーの合間に短い会話を挟むと、親子のコミュニケーションが自然に増えます。
- 「今のところ、一番楽しかったプレーはどこ?」
- 「さっきのパス、どう思った?自分では何点くらい?」
- 「次のゲームでやってみたいこと、何か思いついた?」
- 「今日のパパ(ママ)のプレー、採点すると何点?正直にどうぞ(笑)」
6-2. 努力や変化に気づいてあげる一言
親子サッカーは、普段の練習や成長に気づくチャンスでもあります。
子どもの「変化」を言葉にして伝えると、モチベーションが高まりやすくなります。
- 「前よりボールの扱いがスムーズになってきたね」
- 「前はすぐあきらめていた場面でも、今日は最後まで追いかけていたね」
- 「味方に声をかけていたの、ちゃんと聞こえたよ。チームをまとめていたね」
7. 親子サッカーをもっと楽しむために
親子サッカーは、プレーの上手・下手よりも、一緒に笑って汗をかく体験が大切です。
そのためには、完璧な言葉よりも、「一緒に楽しもう」という姿勢が何よりも大きな力になります。
- 少しオーバーなくらいポジティブなリアクションをする
- ミスも含めて楽しむ雰囲気を、親の側からつくる
- 帰り道に「今日のベストプレー」を親子で一つ選んで話す
こうした小さな声かけや会話の積み重ねが、
「サッカーが好き」「また親子サッカーに参加したい」という気持ちにつながっていきます。
ぜひ、自分なりの言葉にアレンジしながら、親子でサッカーを楽しんでください。