2025年12月3日・ラ・リーガ第19節 バルセロナ 3-1 アトレティコ・マドリード 戦分析

投稿日:2025年12月4日  カテゴリー:試合分析

2025年12月3日・ラ・リーガ第19節 バルセロナ 3-1 アトレティコ・マドリード 戦分析

両チームの戦術とプレースタイル

バルセロナは伝統的にボール保持を重視し、高い位置からのプレスで前線から圧力をかける攻撃サッカーを展開した。試合全体でのボール支配率は58.2%対41.8%と上回り、パス成功率でも86%対79%と優勢を保った。特に中盤でのパス回しと両サイドのワイド展開を活用し、左右のスペースを幅広く使ってアトレティコ守備陣を揺さぶった。 一方のアトレティコ・マドリードは、高い守備ラインの裏を狙う戦術で早い時間に先制を試みた。右サイドバックのナフエル・モリーナからアレックス・バエナへのロングパスで先制点を奪う形が象徴的だった。守備ではコンパクトなブロックを形成しつつも、中盤でパス回しを許し主導権を握れなかった。 終盤には右サイドのヌニェス=ゴンサレスや途中出場のアルマダを起点に反撃を試みたが、大きな結果にはつながらなかった。

注目選手のプレー分析(ペドリ、ヤマル、ラフィーニャ)

  • ペドリ(MF): 中盤の核として巧みな配給でゲームメイクした。開始早々の同点弾もペドリの精密なパスから生まれ、後半の追加点もレバンドフスキへのパスがオルモのシュートにつながった。守備面でも高い位置からの圧力とボール奪取に貢献した。
  • ラフィーニャ(右ウイング): 8分にペドリのスルーパスを受けてオブラクをかわし同点弾を決めた。後半には決定機を外す場面もあったが、守備でのプレスバックや対人対応も安定しており、総合的に高い存在感を見せた。
  • ラ・ヤマル(左ウイング): 18歳の若手ヤマルは積極的なドリブルで相手DFを切り裂いた。後半には右サイドからラフィーニャへの決定的パスを供給するなど、個人技と幅広いポジショニングでチャンスを創出し続けた。

試合スタッツ

  • ボール支配率:バルセロナ 58.2%、アトレティコ 41.8%
  • シュート数:バルセロナ 19本(枠内6本)、アトレティコ 7本(枠内2本)
  • 大きな決定機(Big Chances):バルセロナ 6回、アトレティコ 4回
  • コーナーキック:バルセロナ 5本、アトレティコ 4本
  • xG(予測得点):バルセロナ 3.88、アトレティコ 0.97
  • パス成功率:バルセロナ 86%、アトレティコ 79%

これらの数値は、バルセロナが試合を通じて主導権を握っていたことを裏付けている。特に前半はバルセロナが圧倒的にチャンスを作り、xGでも大きな差をつけた。

フォーメーションとポジショニングの変遷

バルセロナは4-2-3-1でスタートし、両サイドバック(バルデ、クンデ)が高い位置を取って幅を作り、2ボランチ(エリック・ガルシア、ペドリ)が中盤を広くカバーした。 アトレティコは4-4-2(または4-3-3気味)でWGを積極的に押し上げ、2トップで前線からのプレッシャーをかけた。 交代後も両チームとも大きな戦術変更はなく、主に選手の運動量変化や局面対応によって試合展開が調整された。

空間支配(パスネットワーク・ヒートマップ)

バルセロナは両サイドを起点とする縦突破と中盤での丁寧なパスワークを組み合わせ、敵陣で優位に立つ場面が多かった。パスネットワークではヤマル(右)、バルデ(左)、中盤のペドリ/エリックの結びつきが強く、アトレティコ守備陣を揺さぶり続けた。 アトレティコはコンパクトな守備ブロックを維持しつつ、サイド経由の直線的な攻めで前線へボールを届ける場面が目立った。

得点シーンのプロセスと崩し方

  1. 0-1(19分): モリーナのロングパスにバエナが抜け出し、GKとの1対1を冷静に制してチップシュートで先制。バルサの高い最終ラインの裏を突いた鋭いカウンターだった。
  2. 1-1(26分): ペドリが中盤でボールをキープしスルーパス。ラフィーニャが左へ切り返してオブラクをかわし流し込んだ。失点直後の見事な連携による即時反撃だった。
  3. 2-1(65分): ペドリ、オルモ、レバンドフスキの連動による崩し。左サイドからのワンツーでオルモが抜け出し、フリーで左足シュートを決めた。
  4. 3-1(90+6分): ラッシュフォードが右サイドを突破し、バルデが低いクロス。走り込んだフラン・トーレスが冷静に押し込んでダメ押し。交代組が絡んだ完璧なフィニッシュだった。

交代策の影響

アトレティコは前半早くにカードーゾが負傷退場しコケを投入。その後もバエナ→アルマダ、ジュリアーノ→ソルロト、コケ→グリーズマンと攻撃寄りの交代策で勝負に出た。 バルセロナはオルモ→ラッシュフォード、レバンドフスキ→トーレス、ペドリ→ドロ、ヤマル→クリステンセンの交代を実施。特にラッシュフォードとバルデの連係によって生まれたトーレスの3点目は、交代選手が試合を決定づけた象徴的な場面だった。

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