10歳サッカー試合日の高カロリーPFC計算(P20%F30%C50%)+パフォーマンス最大化メニュー例

投稿日:2026年1月10日  カテゴリー:PFCバランスを考慮した食事例

10歳サッカー試合日の高カロリーPFC計算(P20%F30%C50%)+パフォーマンス最大化メニュー例

試合日や遠征日など、消費エネルギーが多い日は「総摂取カロリーを上げた設計」が必要です。 本記事では、10歳の子ども(サッカー選手)を想定し、PFCバランス(P20%・F30%・C50%)に基づいて 高カロリー日の必要グラム数を算出します。その上で、試合当日の時間軸(朝食・試合前・試合間・試合後・夕食)に沿って PFCが大きく崩れない高カロリーメニューを提案します。

前提:PFCの計算ルール

栄養素 配分 換算
タンパク質(P) 20% 1g = 4kcal
脂質(F) 30% 1g = 9kcal
炭水化物(C) 50% 1g = 4kcal

計算式
・P(g)= 総摂取kcal × 0.20 ÷ 4
・F(g)= 総摂取kcal × 0.30 ÷ 9
・C(g)= 総摂取kcal × 0.50 ÷ 4

試合日(高消費日)の総摂取カロリー想定

試合日は、ウォームアップ、複数試合、移動、暑熱環境などが重なると消費が増えます。 ここでは高カロリー日のモデルとして 2,500kcal/日 を採用します。 さらに消費が大きい場合の参考として 2,700kcal/日 も併記します。

モデル 総摂取カロリー 想定シーン
標準の高消費日 2,500 kcal 試合+移動、または強度高めの試合日
超高消費日(参考) 2,700 kcal 複数試合/暑い日/遠征で活動時間が長い

PFC必要グラム数(高カロリー日)

総摂取カロリー P:20%(g) F:30%(g) C:50%(g)
2,500 kcal 125 g 83 g 313 g
2,700 kcal 135 g 90 g 338 g

※試合当日は「一度に大量に食べる」より、「回数を増やして分割」した方が、胃腸負担を抑えつつ総量を確保しやすいのが現場的に実用的です。

試合日の高カロリーPFCメニュー(時間軸で提案)

試合日は、パフォーマンスを優先し、炭水化物(C)を中心にエネルギーを確保しつつ、 タンパク質(P)は「回復のために分散」、脂質(F)は「摂るが試合直前は控えめ」に設計します。

タイミング メニュー例(高カロリー設計) 狙い(PFC運用)
朝食
(試合3〜4時間前)
・おにぎり 2〜3個(鮭/梅/昆布)
・卵焼き(卵2個分)
・ヨーグルト(無糖)+はちみつ少量+バナナ
・味噌汁(豆腐+わかめ)
・水分(麦茶)
Cをしっかり確保しつつ、卵・乳・豆腐でPを確保。 脂質は朝に分配し、試合直前の負担を減らす。
試合前補食
(60〜90分前)
・おにぎり小 1個(梅)
・バナナ or カステラ少量
・水分(暑い日は薄めスポドリも選択肢)
C中心で素早く使えるエネルギーを補給。脂質・食物繊維は控えめにして胃腸負担を下げる。
試合間(複数試合の日) ・おにぎり 1個(鮭 or 塩)
・飲むヨーグルト(または牛乳)
・塩分補給(塩タブ/梅干し少量)
Cで次の試合に備え、Pは飲める形で追加。汗が多い日はナトリウムも意識。
試合後(30分以内) ・牛乳(または飲むヨーグルト)
・おにぎり小 1個 or バナナ
・水分
糖+タンパク質で回復開始。ここでPを入れると、夕食が遅れても回復が遅れにくい。
夕食(帰宅後) ・ご飯(またはおにぎり)2個分
・サバ/鮭/鶏もも(焼き・煮)
・納豆 or 冷奴
・野菜たっぷりスープ(きのこ入り)
・果物
1日の不足分を回収するパート。魚+大豆でPを確保し、魚由来の脂質でFも確保。 Cをしっかり入れて翌日の回復(筋グリコーゲン補充)を促す。

試合日「持って行くと勝ちやすい」補食リスト(高カロリー対応)

カテゴリ 具体例 使いどころ
炭水化物(C) おにぎり、バナナ、カステラ、食パン、うどん(保冷可) 試合前・試合間・試合後のエネルギー補給
タンパク質(P) 飲むヨーグルト、牛乳、チーズ、ゆで卵、ツナ(ノンオイル) 回復開始、食欲が落ちる時の“飲めるP”
電解質(汗対策) 梅干し、塩昆布、味噌汁(保温)、薄めスポドリ 暑い日・発汗量が多い日

試合当日の注意(パフォーマンス優先)

  • 試合直前は脂質が多いメニュー(揚げ物、こってり肉、マヨ系)は避ける。
  • 食物繊維が多い食品(豆類大量、生野菜大量)はお腹が張りやすいので控えめに。
  • 水分は「こまめに」。暑い日は電解質(ナトリウム)もセットで考える。

まとめ

  • 試合日の高カロリー(2,500kcal)では、P125g・F83g・C313gが目安(P20%F30%C50%)。
  • 高カロリー日は「分割して回数を増やす」ほど実行しやすく、胃腸負担も抑えられる。
  • 試合直前はC中心、Pは飲める形で分散、Fは試合後〜夕食で回収するとバランスが取りやすい。

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