【サッカー】試合でボールに触れない原因と改善策|動き出し・立ち位置・受け方の完全ガイド

投稿日:2026年2月12日  カテゴリー:試合の状況別の問題解決法

試合でボールに触れない原因と改善策|動き出し・立ち位置・受け方の完全ガイド

試合で「ボールに全く触れない」状態は、技術不足というより 立ち位置(ポジショニング)動き出し(オフザボール)が チームのボール循環や相手の守備構造と噛み合っていないケースが多いです。 触れない時間が長いほど焦って同じ場所に立ち続けたり、逆に無意味に走って疲れる悪循環になります。 重要なのは、「味方が出せるパスコースに自分から入る」ことを設計することです。

まず確認:ボールに触れない主な原因

原因 典型的な状態 改善の方向性
パスコース上に立てていない 相手の影(シャドー)に隠れている/ライン間に入れていない 相手の視界外ではなく「味方の視界内」に立つ
距離が遠い or 近すぎる 味方から遠すぎて届かない/近すぎて相手にまとめて捕まる 常に“次のパス”の距離に調整する(目安:10〜15m)
動きが単調で読まれている ずっと足元要求/ずっと裏抜けだけ 足元→裏→足元のように「2手先」を作る
受ける前の準備が遅い 首を振らず受けに行く/身体の向きが悪い 受ける前にスキャンして“半身”で待つ
味方の都合(出し手が困っている) 出し手が前向きになれない/相手のプレスが強い 出し手の背中側に“逃げ道”を作る(サポート角度)

ボールを引き出す「基本の立ち位置」5原則

触る回数を増やすには、良い場所に“いる”ことが最優先です。以下の5原則で 自分の立ち位置を毎回チェックしてください。

原則 狙い 具体例
① 相手の背中(視界外)ではなく「味方の視界内」に入る 出し手が見つけられる状態を作る ボール保持者の視野(身体の向き)と同じ側に立ち、パスコースを見せる
② 相手の“間”(ライン間・選手間)に立つ マークを曖昧にして受けやすくする CBとSBの間、CHの脇、最終ラインと中盤の間に入る
③ 受ける前に“半身”で立つ 前を向ける確率を上げる ボール側の肩を少し前にし、次のプレー方向が見える角度を作る
④ 出し手に対して斜めのサポート角度を作る プレス回避の逃げ道を作る 真横・真後ろではなく斜め後ろ(または斜め前)に立ち、ワンツー可能な角度にする
⑤ 近すぎず遠すぎず「次のパスの距離」にいる テンポを落とさず繋げる 常に10〜15m前後の距離を保ち、受けたら次の味方へ繋げられる配置にする

触れる選手が必ずやっている「3種類の動き出し」

受ける動きは“走れば良い”ではなく、相手の守備基準(誰が見るか・どこを守るか)を崩す動きが必要です。 特に効果的なのは以下の3種類です。

動きの種類 やり方 効果 使う場面
① 立ち位置の微調整(1〜2mのズレ) 相手の影から外れるように小さく動く マークの基準をズラし、パスコースを一瞬開ける 相手がゾーン気味/中盤で受けたい時
② ダブルムーブ(足元→裏/裏→足元) 一度相手を引きつけて逆方向へ 相手の重心をずらし、フリーで受ける マンマークが強い/相手がついてくる時
③ 第三者(3人目)を使う動き 自分が直接受けず、味方に落として受け直す 相手のプレスを外し、前進できる 前を向けない時/相手の圧が強い時

ポジション別:触れない時に“最初に直す”ポイント

同じ「触れない」でも、ポジションで改善ポイントは変わります。自分の役割に合わせて優先順位を決めましょう。

ポジション よくある原因 最優先の改善
FW CBに消され続ける/裏ばかり狙って孤立 一度“降りて受ける”→裏へ走るの連続で基準を崩す
WG/SH タッチラインに貼りすぎ/中に入りすぎて詰まる 幅とハーフスペースを行き来し、SB・IHの間で受ける
IH/OMF 相手CHの影に隠れる/前を向けない位置で受ける ライン間で“半身”を作り、受ける前に首を振る回数を増やす
CH/ボランチ CBの近くで同じ列に並ぶ/相手の10番に消される CBの脇に降りて角度を作る、または一列上げて相手の背中を取る
SB 高い位置に固定で孤立/内側のサポートがない 外→内(インバート)でパスコースを増やし、出し手の逃げ道になる

“受けられる選手”になるためのチェックリスト

  • 受ける前に首を振って(スキャンして)相手と味方の位置を把握したか
  • 味方の身体の向きに対して、見える場所に立てていたか
  • 相手の影(パスコース遮断)から外れる1〜2mの動きができたか
  • 足元要求と裏抜けを混ぜて、相手の基準を崩せたか
  • 受けた後の次のプレー(落とす・運ぶ・逆サイド)を準備できたか

実戦で効果が出る「最短の改善プラン」

いきなり全部を変えると迷いが増えます。次の試合は以下の3つだけを徹底してください。

優先 やること 目標
受ける前に必ず2回スキャン(首を振る) 前を向ける受け方を増やす
相手の影から外れる1〜2mの微調整を繰り返す “見つかる位置”を作ってパスコースを増やす
足元→裏(または裏→足元)のダブルムーブを1試合で5回 マークの基準を壊して受ける回数を増やす

ボールに触れない問題は、走力やメンタルではなく 「出し手から見える位置」「相手の影から外れる動き」「次のプレーが可能な身体の向き」の3点で 大きく改善できます。次の試合はまず“受ける前の準備”を増やし、意図的にパスコースへ入り直す回数を増やしましょう。

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