リン(Phosphorus)の働きと食品、欠乏・過剰について

投稿日:2025年11月24日  カテゴリー:5大栄養素

リン(Phosphorus)の働きと食品、欠乏・過剰について

リンは、骨や歯をつくる材料としてだけでなく、エネルギーを生み出す仕組み(ATP)にも深く関わる、大切なミネラルです。ここでは、リンの主な働き・多く含まれる食品・不足したときと摂りすぎたときの影響をわかりやすくまとめます。

リンの主な情報まとめ

項目 説明
働き ・骨や歯の構成成分(カルシウムとともに骨の土台を形成)
・エネルギー代謝(ATP)の材料として体を動かすエネルギーを作る
・細胞膜やDNAなど体を作る重要な成分にも関与
多く含まれる食品 肉類、魚、乳製品、卵、大豆製品、穀類、ナッツ類、加工食品(ハム・ソーセージ・スナック菓子など)
欠乏症 骨の弱化、食欲不振、だるさ、成長の遅れなど
過剰摂取 腎機能低下、カルシウム吸収の阻害(骨が弱くなる原因に)
※加工食品に多く含まれるため摂りすぎに注意