リン(Phosphorus)の働きと食品、欠乏・過剰について
リンは、骨や歯をつくる材料としてだけでなく、エネルギーを生み出す仕組み(ATP)にも深く関わる、大切なミネラルです。ここでは、リンの主な働き・多く含まれる食品・不足したときと摂りすぎたときの影響をわかりやすくまとめます。
リンの主な情報まとめ
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 働き |
・骨や歯の構成成分(カルシウムとともに骨の土台を形成) ・エネルギー代謝(ATP)の材料として体を動かすエネルギーを作る ・細胞膜やDNAなど体を作る重要な成分にも関与 |
| 多く含まれる食品 | 肉類、魚、乳製品、卵、大豆製品、穀類、ナッツ類、加工食品(ハム・ソーセージ・スナック菓子など) |
| 欠乏症 | 骨の弱化、食欲不振、だるさ、成長の遅れなど |
| 過剰摂取 |
腎機能低下、カルシウム吸収の阻害(骨が弱くなる原因に) ※加工食品に多く含まれるため摂りすぎに注意 |