健康的な脂質の選び方とその重要性

投稿日:2024年5月29日  カテゴリー:栄養アドバイス

健康的な脂質(良質な油)の選び方|筋トレ効果を最大化する脂質摂取戦略

脂質は「太る原因」というイメージが強いですが、実は 筋肉の成長・トレーニング効果の最大化に不可欠な栄養素です。 健康的な脂質を選ぶことで、ホルモンバランス改善・炎症抑制・心臓の健康維持など、 多くの恩恵が得られます。

脂質が筋トレに必要な3つの理由

  • 効率の良いエネルギー源(1g=9kcalの高エネルギー)
  • テストステロン生成をサポート → 筋肥大に直結
  • 脂溶性ビタミンA/D/E/Kの吸収に必須

特に筋肉を大きくしたい人ほど、脂質を適切に摂取することが大切です。

避けるべき脂質:健康を損なう可能性あり

  • 飽和脂肪酸(加工肉、ラード、バターなどの過剰摂取)
  • トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、お菓子など)

これらは動脈硬化リスクを高めるため、可能な限り避けるか量を減らしましょう。

積極的に摂るべき脂質:良質な油を選ぼう

① オメガ3脂肪酸(炎症を抑え、心臓と脳の健康に◎)

  • サーモン / サバ / イワシ / マグロ
  • 亜麻仁油 / チアシード / えごま油

筋肉の回復促進にも役立ちます。

② オメガ6脂肪酸(適量なら健康維持に必要)

  • ナッツ、種子類
  • 植物油(ひまわり油、サフラワー油など)

過剰摂取は炎症を促すため、 オメガ3とのバランス(理想比 4:1)を意識。

③ モノ不飽和脂肪酸(心臓に良い影響)

  • オリーブオイル
  • アボカド
  • アーモンド / カシューナッツ

筋トレ中の体作りにも相性が良い脂質です。

脂質の摂取目安とタイミング

1日の総摂取カロリーの 20〜30%を脂質から摂取するのが目安。

持久力トレーニングを行う日は特に有効なエネルギー源になります。

揚げ物ではなく、生・蒸し・焼き料理に良質な油を少量加えることをおすすめします。

脂質摂取のポイントまとめ

  • トランス脂肪酸は避ける
  • オメガ3/6をバランスよく
  • オリーブオイル・アボカドなど良質な脂質を選ぶ
  • テストステロン生成に必要→筋肥大の味方

脂質を味方につければ、 健康的に引き締まった体と高いパフォーマンスが手に入ります。 今日から、賢く脂質を選びましょう!