怪我からの回復を促進するリハビリエクササイズ

投稿日:2024年5月29日  カテゴリー:回復と怪我予防

【怪我からの早期回復】効果的なリハビリエクササイズと再発予防のポイント

怪我をしてしまった後の「リハビリ」は、ただ回復を待つだけでなく、再発を防ぎながら機能を取り戻すための重要なプロセスです。
適切なエクササイズを取り入れることで、筋力回復・可動域改善・疼痛軽減などに大きく役立ちます。
本記事では、部位別に効果的なリハビリエクササイズをご紹介します。

① 足首のリハビリエクササイズ

タオルストレッチ

座った状態でタオルを足のつま先にかけ、足首を手前へ引きます。
20〜30秒間保持し、左右それぞれ2〜3回行いましょう。

カーフレイズ(ふくらはぎ強化)

立位でかかと上げをゆっくり実施。
10〜15回 × 3セット
足首の安定性向上と再負傷予防に効果的です。

② 膝のリハビリエクササイズ

クアッドセット(大腿四頭筋活性)

膝を伸ばして太もも前部をぎゅっと締め、10秒保持 × 10〜15回
手術後など初期リハとしても有効です。

ステップアップ

段差に片足を乗せて身体を持ち上げる動き。
10〜15回 × 3セット、膝周りの安定性向上に◎

③ 肩のリハビリエクササイズ

ペンドゥラム(振り子運動)

体を前に倒し、腕を力を抜いて揺らすだけ。
肩の可動域改善と痛み緩和に役立ちます。

ウォールプッシュアップ

壁に向かって軽い腕立て姿勢を作り、10〜15回 × 3セット
負荷を抑えながら肩の安定筋を鍛えます。

④ 腰のリハビリエクササイズ

ブリッジ

臀部とハムストリングを強化し腰をサポート。
10〜15回 × 3セット

キャットカウ(背骨の柔軟性向上)

四つん這いで背中を丸めて反らす動きを10〜15回。
腰部の血行が良くなり疲労軽減にも効果的です。

リハビリエクササイズで得られる効果

  • 筋力回復と機能改善
  • 関節の可動域改善と動作の正常化
  • 怪我の再発防止
  • 日常生活・スポーツ動作への早期復帰

怪我を放置すると慢性化や再発につながる可能性があります。
痛みの状況に応じて負荷を調整し、無理のない範囲で継続することが大切です。

リハビリエクササイズは、専門家(医師や理学療法士)のアドバイスを受けながら 行うことで、より安全かつ効果的に進められます。
正しいリハビリの取り組みが、怪我からの早期復帰への近道です。