【怪我からの早期回復】効果的なリハビリエクササイズと再発予防のポイント
怪我をしてしまった後の「リハビリ」は、ただ回復を待つだけでなく、再発を防ぎながら機能を取り戻すための重要なプロセスです。
適切なエクササイズを取り入れることで、筋力回復・可動域改善・疼痛軽減などに大きく役立ちます。
本記事では、部位別に効果的なリハビリエクササイズをご紹介します。
① 足首のリハビリエクササイズ
タオルストレッチ
座った状態でタオルを足のつま先にかけ、足首を手前へ引きます。
20〜30秒間保持し、左右それぞれ2〜3回行いましょう。
カーフレイズ(ふくらはぎ強化)
立位でかかと上げをゆっくり実施。
10〜15回 × 3セット
足首の安定性向上と再負傷予防に効果的です。
② 膝のリハビリエクササイズ
クアッドセット(大腿四頭筋活性)
膝を伸ばして太もも前部をぎゅっと締め、10秒保持 × 10〜15回。
手術後など初期リハとしても有効です。
ステップアップ
段差に片足を乗せて身体を持ち上げる動き。
10〜15回 × 3セット、膝周りの安定性向上に◎
③ 肩のリハビリエクササイズ
ペンドゥラム(振り子運動)
体を前に倒し、腕を力を抜いて揺らすだけ。
肩の可動域改善と痛み緩和に役立ちます。
ウォールプッシュアップ
壁に向かって軽い腕立て姿勢を作り、10〜15回 × 3セット。
負荷を抑えながら肩の安定筋を鍛えます。
④ 腰のリハビリエクササイズ
ブリッジ
臀部とハムストリングを強化し腰をサポート。
10〜15回 × 3セット
キャットカウ(背骨の柔軟性向上)
四つん這いで背中を丸めて反らす動きを10〜15回。
腰部の血行が良くなり疲労軽減にも効果的です。
リハビリエクササイズで得られる効果
- 筋力回復と機能改善
- 関節の可動域改善と動作の正常化
- 怪我の再発防止
- 日常生活・スポーツ動作への早期復帰
怪我を放置すると慢性化や再発につながる可能性があります。
痛みの状況に応じて負荷を調整し、無理のない範囲で継続することが大切です。