昼寝の取りすぎは睡眠の質を下げる?夜の寝つきが悪くなる理由と理想的な昼寝の時間・長さ

投稿日:2026年1月26日  カテゴリー:良質な睡眠を取るためのポイント

昼寝の取りすぎは睡眠の質を下げる?夜の寝つきが悪くなる理由と理想的な昼寝の時間・長さ

昼寝(パワーナップ)は、上手に使えば集中力や気分、作業効率を改善し、疲労回復にも役立ちます。 しかし、昼寝を長く取りすぎる、あるいは遅い時間に昼寝をすると、 夜間睡眠の「寝つき」「深さ」「連続性」を崩す原因になりやすいです。 その理由は、睡眠を決める重要要素である睡眠圧(眠りの欲求)体内時計(概日リズム)に、昼寝が直接影響するためです。

昼寝の取りすぎが夜間睡眠に与える影響

影響 起こりやすい現象 背景(メカニズム)
寝つきが悪くなる 布団に入っても眠気が来ない/入眠まで時間がかかる 昼寝で睡眠圧が下がり、夜の眠気が弱くなる
眠りが浅くなる うとうとしやすい/睡眠が軽い感覚が増える 夜に必要な深い睡眠(徐波睡眠)が出にくくなる場合がある
中途覚醒が増える 夜中に目が覚める回数が増える/再入眠しにくい 睡眠圧不足や体内時計のズレで睡眠の連続性が落ちる
就寝時刻が後ろにずれる 夜更かしになりやすい/朝が起きにくい 遅い昼寝が体内時計の「夜モード」移行を邪魔しやすい
起床後のだるさが残る 昼寝後に頭が重い/動き出せない 長い昼寝で深い睡眠に入ると、睡眠慣性(寝起きのぼんやり)が強く出やすい

理想的な昼寝の「時間帯」と「長さ」

昼寝の目的は「睡眠不足を完全に埋める」ことではなく、午後の眠気を軽くし、パフォーマンスを回復させることです。 そのため、夜の睡眠を邪魔しにくい条件として、短時間かつ早い時間帯が基本になります。

目的 推奨の長さ 推奨の時間帯 期待できる効果
軽い眠気の解消(基本) 10〜20分 13:00〜15:00(遅くとも15時台までが目安) 眠気軽減、集中力・気分の改善、寝起きがスッキリしやすい
睡眠不足が大きい日の回復 20〜30分 できるだけ早い午後(13〜14時台推奨) 疲労感の軽減、午後の作業効率の回復
特殊ケース(分割睡眠など) 60〜90分 夜の睡眠が確保できない前提のときのみ 1サイクル分の睡眠を取り、強い眠気をリセットしやすい(ただし夜への影響リスクは高い)

「長すぎる昼寝」が問題になるライン

昼寝が30分を超えると、深い睡眠に入りやすくなり、起床後のだるさ(睡眠慣性)が強く出やすいです。 さらに夕方以降の昼寝は睡眠圧を大きく下げるため、夜の寝つき悪化に直結しやすくなります。

昼寝の条件 起こりやすいデメリット 対策
30〜60分の昼寝 寝起きがだるい/午後の立ち上がりが遅い 10〜20分へ短縮するか、どうしても長くなるなら90分に寄せる(中途半端を避ける)
夕方(16時以降)の昼寝 夜に眠れない/就寝時刻が遅れる 昼寝は15時台までに終える。夕方は軽い散歩やストレッチで覚醒を調整
ベッドでの昼寝 長く寝てしまう/夜と同じ環境で体が「本睡眠」へ入りやすい ソファや椅子で短時間、アラーム必須

理想的な昼寝のやり方(成功率を上げるコツ)

コツ 具体策 狙い
アラームを設定 10〜20分でセット(スヌーズは使わない) 長時間化を防ぎ、夜の睡眠に影響を残さない
姿勢は“軽く休む”程度 横になるなら短時間、基本は椅子・ソファで 深い睡眠に入りにくくし、起床後のだるさを軽減
環境を整える 暗め・静か・目元を覆うなど(可能な範囲で) 短時間でも休息の質を上げる
昼寝前のカフェイン(任意) コーヒー等を少量飲んでから10〜20分寝る 起床時に効いてきて目覚めが良くなる場合がある(体質により合わない人もいる)

昼寝が必要になる根本原因もチェック

昼寝が毎日長時間必要になる場合は、夜の睡眠不足、睡眠リズムの乱れ、食後の血糖変動、運動不足などが背景にあることが多いです。 昼寝は便利なツールですが、夜の睡眠を最優先にしたうえで、補助的に使うのが理想です。

まとめ:昼寝は「短く・早く」が夜の睡眠を守る

昼寝の取りすぎは睡眠圧を下げ、夜の寝つきや睡眠の深さを損ないやすくなります。 基本は13〜15時の間に10〜20分。長くても20〜30分までを目安にし、 夕方以降の昼寝は避けるのが安全です。昼寝を味方にして、夜の睡眠の質と日中のパフォーマンスを両立させましょう。

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