腹横筋(インナーマッスル)とは?働き・鍛え方・ストレッチ完全ガイド|呼吸と体幹安定の基本

投稿日:2026年1月6日  カテゴリー:インナーマッスル

腹横筋(インナーマッスル)とは?働き・鍛え方・ストレッチ完全ガイド|呼吸と体幹安定の基本

腹横筋(ふくおうきん)は、いわゆるインナーマッスル(身体の深い位置にある筋肉)の代表格で、 お腹を「コルセット」のように包み込み、姿勢や腰回りの安定に大きく関わります。 見た目に大きく盛り上がる筋肉ではありませんが、腹横筋がうまく働くと腰の負担軽減体幹の安定動作のブレの減少につながります。

※ 筋肉の位置や構造は「腹横筋 解剖図」でGoogle画像検索し、図で確認するのがおすすめです。

1. 腹横筋の基本情報(位置・主な働き・日常動作)

腹横筋の位置

腹横筋は、お腹の筋肉の中でも最も深層にある筋肉です。 外から順に、腹直筋(いわゆるシックスパック)→外腹斜筋→内腹斜筋→腹横筋というイメージです。 お腹をぐるっと囲むように走行し、コルセットの役割を担います。

腹横筋の主な働き

働き 初心者向けの補足 体へのメリット
体幹の安定(腹圧の調整) 腹圧(ふくあつ)=お腹の内側の圧力。腹横筋は腹圧を高めて体幹を固定しやすくします。 腰がブレにくい/姿勢が安定しやすい
呼吸の補助(特に吐く動作) 息を吐くときにお腹を軽く締める筋肉の一つです。 呼吸が安定/体幹トレの質が上がる
腰部(腰まわり)の負担軽減 体幹が安定すると、腰椎(ようつい=腰の背骨)に余計な動きが出にくくなります。 腰の違和感予防/日常動作がラクになる

関連する日常動作

  • 立つ・座る姿勢を保つ(長時間のデスクワークなど)
  • 物を持ち上げる/抱える(荷物・子どもなど)
  • 歩く・階段の上り下り(体幹がブレないよう支える)
  • 咳・くしゃみ・息を強く吐く動作(腹圧が関わる)

2. 代表的な筋力トレーニング種目(初級〜上級)

腹横筋は「腹筋運動で回数を増やす」よりも、まず正しい呼吸と腹圧(お腹の内圧)を作って 体幹を安定させる練習が重要です。以下は段階別の代表メニューです。

レベル 種目 やり方(要点) 回数・目安 よくあるミス
初級 ドローイン 仰向けor四つ這いで、息を吐きながら下腹部を薄くするイメージで軽く締める。 胸は力ませず、腰は反らしすぎない。 10秒保持 × 5回 お腹を強く凹ませすぎて呼吸が止まる
初級 デッドバグ(基本) 仰向けで腹圧を保ち、手足をゆっくり動かす。 腰が反らない範囲で実施。 左右8〜10回 × 2セット 腰が浮く/反る、動作が速い
中級 プランク 肘をついて体を一直線に。息を吐きながら腹圧を維持。 肩がすくまないように。 20〜40秒 × 2〜3回 腰が落ちる/お尻が上がりすぎる
中級 バードドッグ 四つ這いで片手・反対脚を伸ばす。体幹を固定し、骨盤が左右に揺れないように。 左右8〜10回 × 2セット 腰を反る/骨盤が開く
上級 プランク+リーチ プランク姿勢を維持しながら片手を前に伸ばす。 体幹のブレを最小限にする。 左右5〜8回 × 2セット 体が捻れる/腰が反る
上級 パロフプレス(チューブ/ケーブル) 横から引っ張られる力に対して体幹を固定し、胸の前で押し出す。 「回旋(かいせん=ねじれ)」に抵抗するトレーニング。 左右10回 × 2〜3セット 体が回る/肩や腕だけで押す

腹横筋トレで意識したい呼吸のコツ

  • 吐く息でお腹を軽く締める(力みすぎない)
  • 肋骨(ろっこつ)が過度に開きっぱなしにならないようにする
  • 「止める」ではなく「保ったまま呼吸する」

3. ストレッチやケア方法(静的/動的)

腹横筋は深層の筋肉のため、単独で「伸ばしている感覚」を得にくいことがあります。 そのため、腹横筋の働きを邪魔しやすい部位(胸郭・股関節周り・腰回り)を整え、 呼吸と体幹のコントロールを改善するのが実用的です。

静的ストレッチ(クールダウン向き)

方法 狙い やり方(要点) 目安
チャイルドポーズ(体幹リラックス) 腹部・背中の緊張を落とす 膝をつき、お尻を踵へ。息をゆっくり吐きながら腹部をゆるめる。 30〜60秒
体側ストレッチ(腹斜筋〜胸郭) 胸郭の動き改善 片手を上げて体を横へ倒し、肋骨周辺が広がる感覚を作る。 20〜30秒 × 左右
腸腰筋ストレッチ(股関節前) 反り腰傾向の軽減 片膝立ちで骨盤を立て、股関節前を伸ばす(腰を反りすぎない)。 20〜30秒 × 左右

動的ケア(ウォームアップ向き)

方法 狙い やり方(要点) 回数・目安
呼吸ドリル(90/90呼吸など) 腹圧と呼吸の協調 仰向けで股関節・膝を曲げ、息を吐いて肋骨を下げ、腹圧を作る。 5呼吸 × 2セット
キャット&カウ 背骨の動きと体幹の準備 四つ這いで背中を丸める→反らすをゆっくり反復。 8〜10回
体幹回旋(胸椎メイン)<

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