クランチの正しいやり方|腹直筋(上部)に効かせるフォームと首を痛めないコツ

投稿日:2025年12月16日  カテゴリー:フリーウエイトトレーニング

クランチの正しいやり方|腹直筋(上部)に効かせるフォームと首を痛めないコツ

クランチは、腹直筋(特に上部)を狙いやすい代表的な腹筋種目です。 動作はシンプルですが、「首だけで起き上がる」「反動で勢いをつける」と狙いが外れやすくなるため、 フォームと可動域(肩甲骨が床から離れる程度)を守ることが重要です。

筋肉の役割(主働筋・拮抗筋・協働筋)

区分 筋肉 主な働き
主働筋 腹直筋(上部) 体幹を丸める(体幹屈曲)/肋骨と骨盤の距離を縮める
拮抗筋 脊柱起立筋 体幹を反らす(体幹伸展)/姿勢を支える
協働筋 腹斜筋 体幹屈曲の補助/腹圧を高めて体幹を安定させる

フォームのポイント

ポイント やること 狙い
スタート姿勢 膝を曲げて仰向け。両手は頭の後ろ(軽く添える)か胸の前で組む 腰・骨盤の安定を作り、腹直筋に集中しやすくする
上体を丸める 肩甲骨が床から離れるまで、背中を丸めながら上げる 腹直筋(上部)の収縮を最大化し、起き上がり過ぎを防ぐ
首だけで動かさない 首を引っ張らず、肋骨を骨盤へ近づけるイメージで腹筋で上げる 頸部の負担を減らし、狙い(腹直筋)を外さない

実施手順(基本のやり方)

  1. 仰向けになり、膝を曲げて足裏を床につけます(腰が浮かない位置)。
  2. 手は頭の後ろに軽く添えるか、胸の前で組みます(首を引っ張らない)。
  3. 息を吐きながら、背中を丸めて肩甲骨が床から離れるところまで上体を起こします。
  4. トップで腹直筋の収縮を感じたら、反動を使わず止めます(目安1秒)。
  5. 息を吸いながら、ゆっくり元に戻します(戻しはコントロール)。

よくあるエラーと修正

よくあるエラー 起きる問題 修正方法
首を引っ張って起き上がる 首が痛くなる/腹筋に効きにくい 手は「添えるだけ」。目線は斜め上。肋骨を骨盤へ近づける意識
反動で勢いをつける 刺激が逃げる/腰に負担が出やすい 可動域を小さくし、上げ下げをゆっくり(特に下ろし)にする
起き上がり過ぎ(シットアップ化) 股関節屈筋群が強く働き、腹直筋の狙いが薄れる 肩甲骨が離れる程度で止める(背中を丸める動作を優先)
腰が反る/腰が浮く 腰痛リスク、腹筋の緊張が抜ける 膝角度を調整し、腹圧を入れる。必要なら足を少し前に出す

おすすめの回数・セット(目安)

クランチは自重で回数を積みやすい種目です。まずは「効いている感覚(腹直筋)」を優先し、 反動なしでコントロールできる範囲で実施してください。

  • 初心者〜一般:10〜15回 × 2〜4セット(休憩30〜60秒)
  • 筋持久力:15〜25回 × 2〜4セット(休憩30〜60秒)
  • 強度アップ:トップで1〜2秒止める/下ろしを3秒にする/プレートを胸に抱える

補足(YouTube検索)

フォームの参考には「クランチ フォーム」でYouTube検索してください。 首の位置、肩甲骨が離れる可動域、下ろしのコントロール(テンポ)を動画で確認すると習得が早くなります。

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