基礎代謝を維持・向上させる筋トレ戦略|筋肉量を増やすメニュー設計と頻度の考え方

投稿日:2026年2月26日  カテゴリー:40代以降の体づくりで気をつけたいこと

基礎代謝を維持・向上させる筋トレ戦略|筋肉量を増やすメニュー設計と頻度の考え方

基礎代謝(安静時代謝)は、何もしなくても生命活動のために消費されるエネルギーです。 「基礎代謝を上げる」ために最も現実的で再現性が高い方法は、筋肉量(除脂肪量)を維持・増加させることです。 本記事では、基礎代謝を落とさない・むしろ底上げするための筋トレ戦略を、実践しやすい形で整理します。

基礎代謝が落ちやすい理由(前提)

原因 起こること 対策の方向性
筋肉量の低下 消費エネルギーの土台が下がる 大筋群中心の筋トレで筋量維持・増量
活動量(NEAT)の低下 1日の総消費が落ち、体脂肪が増えやすい 歩数・立ち時間を増やし、日常消費を確保
過度な食事制限 筋肉が減りやすく、消費が落ちる タンパク質確保+筋トレで筋分解を抑える
睡眠不足・慢性ストレス 回復が落ち、トレーニング継続が崩れる 回復最優先の設計(量を増やし過ぎない)

筋トレで「基礎代謝を底上げ」する基本戦略

筋トレが基礎代謝に与える影響は、短期的な“運動中の消費”よりも、 筋肉量の維持・増加トレーニング後の回復コスト(EPOC)、そして活動量の底上げが本丸です。 そのため、狙うべき戦略は以下の3つになります。

  • 大筋群を優先して筋肉量を増やす(脚・背中・胸)
  • 週あたりの総セット数(ボリューム)を確保して筋肥大を狙う
  • 継続できる回復設計(頻度・強度・疲労管理)

基礎代謝向上に効く「メニュー設計」

設計要素 狙い おすすめの目安
種目選び 筋量の大きい部位を効率よく刺激 スクワット系/ヒンジ系(RDL等)/プレス/ローイングを軸
回数(レップ) 筋肥大のメインゾーン 6〜12回を中心に、12〜15回も併用(コントロール重視)
セット数(週あたり) 筋肉量の維持・増量に必要な刺激量 各部位 週6〜12セットから開始(慣れたら増やす)
強度(きつさ) 筋刺激を確保しつつ回復を守る 余力1〜3回(RIR 1〜3)を基本、限界反復は常用しない
休憩(インターバル) 出力を落とさずボリュームを稼ぐ 複合種目:90〜180秒/補助種目:60〜90秒
漸進性(Progressive overload) 筋肉に「成長の理由」を与える 回数→重量→セットの順で少しずつ上げる(急に増やさない)

頻度の考え方:週2〜4回で十分成果は出る

基礎代謝を上げたい場合でも、最優先は「継続できる頻度」です。 週2回でも全身をしっかり刺激できれば、筋量維持〜増量は十分狙えます。

頻度 おすすめの分け方 向いている人
週2回 全身×2(同じ構成でOK) 忙しい/まず習慣化したい/回復に不安がある
週3回 全身×3(A/B/Cで種目を変えても良い) 筋量を増やしたいが、やり過ぎは避けたい
週4回 上半身/下半身(2分割) 筋肥大を加速したい/回復が確保できる

基礎代謝を落とさないための「下半身優先」

基礎代謝の土台を作る上で、下半身(大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋)は最重要です。 下半身の筋量が落ちると、日常活動量も落ちやすくなり、結果的に消費が下がります。

  • 脚トレは週2回以上(難しければ「軽め週+重め週」でも可)
  • 膝が不安なら、マシン・ブルガリアン分割・可動域調整で継続
  • 腰が不安なら、ヒンジは軽めからフォーム優先(RDL、ヒップスラスト等)

「代謝を上げる」なら筋トレ+NEATが最強

基礎代謝の改善は筋トレが本命ですが、体脂肪管理まで含めると、 日常活動(NEAT:歩く・立つ・家事など)の差が非常に大きくなります。 筋トレをしても、活動量が落ちると総消費が伸びません。

行動 狙い 実践例
歩数を増やす 総消費を底上げ まずは平均+1,500〜3,000歩(10分×2回など分割)
座りっぱなしを減らす 消費低下を防ぐ 1時間に1回立つ、電話は立って行う
軽い有酸素を補助に 回復促進・消費上乗せ ウォーキング20〜30分を週2〜4回(疲労を残さない)

成果を出すためのチェックポイント(停滞しやすい落とし穴)

落とし穴 なぜ問題か 修正ポイント
食事制限が強すぎる 筋肉が落ちて基礎代謝が下がる タンパク質確保+緩やかな赤字にする
追い込み過多 疲労が抜けず継続できない 余力1〜3回で止める/デロードを入れる
下半身を避ける 筋量の大きい部位が刺激不足になる 関節に優しい種目へ変更し、継続を優先
NEATが落ちる 筋トレしても総消費が増えない 歩数・立ち時間を“数値化”して維持

まとめ

基礎代謝を維持・向上させるための筋トレ戦略は、短期の消費よりも 筋肉量(除脂肪量)を守って増やすことにフォーカスするのが本質です。 大筋群中心のメニュー、適切なボリュームと漸進性、回復を守る設計を徹底し、 さらにNEATを組み合わせることで、40代以降でも代謝の土台は十分に作れます。

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